グランツーリスモSPORTを本気でやるならハンコン「T-GT」がおすすめ?

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レースゲーム用ハンコンを発売しているスラストマスターから、グランツーリスモSPORTに最適化されたステアリングコントローラー「T-GT」の発売が決定しました!

そこで今回は「T-GT」の特徴を過去のステアリングコントローラーと比較しながらご紹介しますので、グランツーリスモSPORTの発売と同時にステアリングコントローラーの導入や新たに買い替えを検討されている方の参考にして頂ければと思います♪

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各所に進化を感じるハンコン「T-GT」の特徴

まず「T-GT」を見て気になるのはステアリング中央に配置されている4つのダイヤルではないでしょうか?と言うよりここまで圧倒的な存在感を放たれると気にしない方が難しいですよね。

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正式な名称はロータリーセレクタと言われ12段階のポジション調整が可能であり、グランツーリスモSPORTではそれぞれにブレーキバランス、スタビリティーコントロール、トラクションコントロール、燃料噴射マッピングなどをレース中でもリアルタイムに設定変更が可能となる。

この仕様はロジクール製ハンコンのG29やドライビングフォースGTのリアルタイムアジャストメントダイヤルに似ているが、4つのダイヤルで個別に設定できる事を考えれば「T-GT」の方がより便利にスムーズなセッティング調整が出来る事は言うまでもありませんね♪

またこのロータリーセレクタはプッシュボタンにも対応しており、前モデルであるT300RSやT500RSの17ボタンに対し、「T-GT」は21ボタン+ロータリーセレクタのダイヤル+ミニステックとかなりボタン数が多くなり、これによってプロジェクトカーズで全く足りてなかったキー割当の解消や、ミニステックによりコックピット視点時の左右振り向きなど、グランツーリスモSPORTに限らず他のレースゲームでも操作性の向上が期待できますね!

次にステアリングやペダルユニットの素材、電源アダプターなど細かい部分にも仕様変更や改善が行われており、より高品質なハンコンへと「T-GT」は進化している!

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実は前モデルのT300RSや上位モデルのT500RSでさえステアリングの素材はゴム製樹脂が採用されており(Add-Onパーツの追加でアルカンターラや本革へ変更は可能)、一方ライバル機であるロジクールのG29にはレザーステアリングが採用されていた。

もちろんゴム製樹脂には滑りにくいと言うメリットもあるが、質感や高級感と言う点ではやはりレザーには見劣りする為、「T-GT」のステアリングにレザーが採用された事は素材の面でも他のハンコンと比較してさらにスキが無くなったと感じた。

そしてペダルユニットに関しても素材の変更があり、見た目はAdd-Onパーツである3ペダルユニット「T3PA」に似ているのだが、「T-GT」に付属しているペダルユニット「T3PGT」はペダル部分だけでなくアーム部分もメタル仕様となっており、これによって見た目の高級感だけでなく耐久性に関しても期待ができますね!

また強力なフィードバックを持つハンコンにとって問題となる排熱についても、「T-GT」では本体にかなり大きな排気ダクトが備わっていることで排熱効率の向上や、タービン調の電源アダプターについてもフィンレス設計で熱効率を 86% 向上させていると言うことで熱対策にも改善が行われているようですね。

「T-GT」最大の魅力はグランツーリスモ共同開発によるデプスフィードバック

ロータリーセレクタや革製ステアリングにペダルユニットのメタル仕様など、操作性や質感が大幅にグレードアップした「T-GT」だが、私が一番注目している部分はグランツーリスモSPORTの開発元であるポリフォニーデジタルと協力して開発したとされるデプスフィードバックである。

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モーター自体はブラシレスモーターが前モデル同様採用されているが、T-40VEと言われる「T-GT」専用モーターでより強力でリニアなフォースフィードバックと、そしてこのデプスフィードバックの組み合わせがリアルな 3D 感覚を生み出すと言われています。

レースゲームをハンコンでプレイする上でフィードバックは非常に重要な要素であり、この出来具合によってコースの攻略にも役立つし、実際に運転している感覚にもなれるのできっと運転していて楽しいと思えるはずです。

しかし残念ながら以前グランツーリスモSPORTのベータテスト版をT300RSでプレイした際には正直その出来具合はアセットコルサやプロジェクトカーズと比較するとイマイチで、特にアセットコルサはフィードバックの表現力が素晴らしく、具体的にはタイヤのグリップ感はもちろん、縦方向への振動や細かな路面のうねりさえもステアリングで感じることができ、グランツーリスモよりかなり高次元で再現されていると感じた。

この様に現時点ではハンコンの表現力で少し遅れをとっているグランツーリスモSPORTだが、今回のこのデプスフィードバックによってグランツーリスモSPORTのフィードバックがより豊かになるのであれば「T-GT」はかなり強力なアイテムになるだろう。

ちなみにデプスフィードバックはグランツーリスモ専用の機能となっており、その他のレースゲームではその機能は活かせないので購入の際には注意が必要だ。

「T-GT」の発売日と気になるそのお値段は?

ここまで「T-GT」の良いところばかり紹介してきましたが、もちろんメリットがあればデメリットもあります。「T-GT」の場合それはもはやおもちゃの域を超えてしまった価格設定でしょう。

日本での正式な価格はまだ案内されていませんが、北米でのメーカー想定売価は799.99ドル(税別)となっておりこれは日本円で計算すると税込みで約10万円となり、これはもう家庭持ちの方であれば家族からの批判は必至の価格と言ってよい。

発売日に関してはグランツーリスモSPORTと同時という事ですので、予定では2017年10月19日となりそうですね。さすがに今回はベータテストまで行っているので大幅な延期は無いと思います。たぶん…。

個人的な感想としては「T-GT」はグランツーリスモSPORTのポテンシャルを最大限に発揮させることが出来る究極のハンコンと言って過言は無い!と思います。

しかし一方で価格設定があまりにも高すぎるため、試しにハンコン使ってみようと言う方にいきなりおすすめ出来るかと言われると少し疑問です。それに無理に「T-GT」を購入しなくても前モデルのT300やT150でも十分ハンコンとしておすすめは出来るので、自分の予算に合わせて選ぶのが良いと思います♪

コメント

  1. Ta-ka-34 より:

    これは値段が高すぎますね。これを買うのであればファナテックが買えそうですね。T300で十分、ちなみに自分はT150ですw

  2. kokoro より:

    そうですねもう少し頑張ればファナテックにも手が届くのでGT専用であればまだ良いですが、レースゲーム全般をプレイする方にとってはコスパは良くないかもしれませんね。

    ちなみに私はT300RSを使ってますがT150と共に性能は十分だと思っています♪

    >Ta-ka-34さん
    >
    >これは値段が高すぎますね。これを買うのであればファナテックが買えそうですね。T300で十分、ちなみに自分はT150ですw